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　2011年に初めてドゥマゲッティを訪れて2012年にリピート、初ドマゲッティの感想は
「思った以上に」の連発でした。

　ダイビングを始めて海外へは1年に１～2回行っており、何度も行ったのはモルディブ、サイパン、
そしてレッドシーやシミラン、ジープ島へも行きました。行くまでのフィリピンのイメージは、
海は魚影そこそこで抜けは悪く、陸は騒々しくて食事がいまいちという思い込みがあり海外ダイブの
候補に挙がりませんでしたが、近くて安いので一度行ってみようかということになりました。

　行ってびっくり今までの思い込みはまったく間違っていて、海は乾季ということもあり青くて抜けも良く
サンゴも元気で魚影も濃い。海外での撮影はワイドと決め込んでいましたが、ここはマクロも楽しく、
毎日カメラのセッティングを迷うほどワイドもマクロもどちらも楽しかったです。

　一日のスタートが6時に起きて6時半に朝食、7時半から8時にブリーフィングというパターンで、
ちょっと朝早いなと思いそうなのですが、日本との時差を考えると丁度日本での行動時間と同じ頃になり、
スタートが早いので3本潜って午後2時から3時頃にホテルに帰ることができ、そのままプールでまったりし
シャワーを浴びて夕方までのんびりできます。ふつう3本潜るとのんびりする時間がなくなるので、
リゾートに行くと2本にしてのんびりしようか、がっつり3本潜ろうか迷うのですが、
ここでは3本潜っても十分リゾート気分に浸れます。

　ホテル周辺は中心街から離れていることもありのどかで、
ホテルは幹線道路から少し入った所にあるので車の騒音も聞こえることもなく静かで落ち着きます。
ホテル自体も南の島にあるようなリゾートホテルで快適に過ごせます。ホテルの周りにはお店とかはないですが、
夕食の行き帰りの際に買い物ができるので全く不便は感じません。

　そして、陸での楽しみの食事なのですが、今まで海外での食事にはあまり期待していなくて、
フィリピン料理と言ってもあまりなじみがなく勝手に悪いイメージを持っていましたがこれも全くの間違いで、
夕食には毎晩ショップの方がお付き合いしてくれるのですが、日本人の口に合うお店をたくさん知っていて、
毎晩どこにしようか迷ってしまうほどです。瓶入りのサンミゲルを酔っぱらうまで飲んで食べても1,000円/人程度
なので安上がりです。たくさんある中でも私の一番のお気に入りが「Jo’sチキン」ここのこんがり焼いたチキンで
飲むサンミゲルが最高です。

　さて、肝心のショップのスタッフはと言うと、空港の迎えから見送りまで付き合ってくれ、ダイビングの世話は
もちろんのこと、食事の世話、買い物の世話とふつうダイビングショップでは面倒見てくれないところまでサポート
してくれます。朝食も同じものが続くと飽きるだろうと通常のホテルの朝食メニューに加えおかゆやヌードル
などを選べるように気配りしてくれ、ダイビングの朝なんかは軽めのものがいいのでこれは助かりますね。
　
　また、昼食もボートで炊き立てのごはんを用意してくれ、これにチキンやポークが入った野菜スープを食べ、
食後のデザートにマンゴーやバナナとついつい食べ過ぎてしまいます。また今回妻が５００本、私が誕生日を
迎えたのですが、それぞれケーキと名前入りのバルーンでお祝いをしてくれ、いまさらですが大変うれしかったです。

　そしてボートスタッフも大変働き者で、ボートの操船、エントリー＆エグジットの手助け、船での食事やデザート、
お茶の世話、そして器材の水洗いまでしてくれます。これが外国人にスタッフにありがちな適当なところがまったく
感じられません。私はフルフットのゴムフィンを使っているのですが、ある日エントリーしようとフィンを手にしたら
ブーツポケットのところがすぐ履けるように裏返されていました。私のしぐさをしっかり見てくれていたのでしょうね。
小さなことですが感心しました。
今までに色んなショップを使いましたがほんとラッキーダイブのホスピタリティーは高いと思います。

　近くて、安くて、海が良くて、ホテルが快適で、食事がおいしくて、ショップのホスピタリティーが高い。これって、
いいとこづくしじゃないですか！
確かに近くて手軽なのはサイパンですし、ホテルのリゾート度を比べると水上コテージに白い砂浜がお約束の
モルディブの方がはるかに高いし、海の青さで比べると５０ｍ以上抜けるレッドシーの方が上ですが、トータルで
考えると私が今まで行った海外の中で一番まとまっていて、全てに満足できるリゾートだと思いました。

これから行かれる皆さんへ
※　ホテルには日本で当たり前のティッシュがありません。ハウジングなどのグリスアップの際に必要だと思うので
ポケットティッシュを日本から持って行くことをお勧めします。

※　ホテルのシャンプーは泡立ちがいまいちです。セブで前泊する場合、ベラビスタホテルのシャンプーは
まあまあなので、残ったのをもらってくると無駄になりませんし快適です。

※　ボートスタッフは働き者です。よく働いてくれたなと感じたら「ありがとう」の気持ちを込めてダイビング
最終日にチップをあげてください。気持ちも伝わるし本人のサービス向上にもなると思います。

　お客様の写真・プロ級の腕前です。！！